ブリザックレボ2

スタッドレスタイヤ性能比較　ブリザックレボ2

レボ2は、日本で一番使用者の多いブリジストンのスタッドレスの中でも中堅クラスのタイヤと言えます。ブリジストン独自のテクノロジー満載で口コミでも性能評価の高いタイヤです。買い換えるならブリザックレボ2と考えている人が多いと思います。

一番の特徴は、発砲ゴムＺというコンパウンドに無数の水路と気泡を持たせた技術を更に進化させ水路を約５倍に増やし、より除水能力を高める事とバイト粒子により、アイスバーンでも食いつきと引っかき効果がアップされました。

タイヤの減りに準じて現れる気泡のエッジ（角）による引っかき効果も見逃せない性能です。

この気泡は、ゴミに柔軟性を持たせ、路面との密着を高める効果もあり、ゴム自対にもＲＣポリマーの採用により温度変化による硬度変化を押さえています。

冬の積雪路などの低温時でも硬くならずに柔軟に路面を捉え、高温時にも柔らかくならずに踏ん張りが効き、更にウエット路面での性能も向上させています。

つまり、磨耗しても次々に現れる水路とバイト粒子や気泡のエッジで、初期の性能・効果が長持ちするという効き持ちスタッドレスがブリザックレボ2というわけです。

性能比較でも、ＭＺ－０３よりは全ての面で上を行き、レボ１とは融雪路以外の全ての面で性能が向上したのがレボ2といって良いでしょう。

気になる価格は、やはり最新のものが一番高いのですが、性能や目的に応じて選ぶことになると思います。

アイスバーンでのブレーキ性能、ドライ路面やウエット路面での走行性能はブリザックレボ2がＧＺについで優れています。

特に、雪国の人やアイスバーンも走る可能性のある人ならブリザックレボ2かＧＺですが、都会しか走らない人ならレボ１などが安売り店で格安に出ていればこれで充分ということになるでしょう。

予算が許せばという事で、ブリザックレボ１が良くないということではありません。万一、例えばアイスバーンの急ブレーキで後１０センチ手前で止まれたら・・・となったときブリザックレボ１とでは、差が出てしまうということです。

でも、基本は安全運転ですからタイヤを過信して走るより、安売り店の格安スタッドレスタイヤで疑って用心して走る方が、安全なんてこともあるわけです。

性能の良いスタッドレスタイヤで安全運転ばがベストなのはいうまでもないことですから、このあたりは自己判断でするしかないですね。

ただしサイズによっては選択の幅がないので注意が必要です。ブリジストンではレボ２は価格と性能のバランスの取れたの商品でサイズも豊富で255/35R19 92Qなんていう超扁平スタッドレスタイヤも用意されています。

プレミアムスタッドレスも理想ですが、予算や使い方で選ぶならレボ2もおすすめです。