花嫁よりも目立たない事が結婚式のマナーです。スピーチなど頼まれたら花嫁さん達の立場になって考えましょう。自分がいわれたらうれしいだろうと思うことを話すように考えるとスピーチの内容も決まってくるはずです。
良く迷うのが結婚式の招待状の出欠はがきの書き方です。御や芳を消して出すのがマナーなのですが、粋な方法として線ではなく寿や亀、鶴、福というめでたい文字で消すこともあります。
しかし、このはがきの書き方を文字に自身がない人がやると何がなんだかわからなくなるので、注意しましょう。 招待状の文字をきちんと消すことが大切なので2本の棒線のほうが、誰でもきれいに消すことが出来、定規で線を描くくらいの丁寧さも相手に気持ちが伝わります。
ご祝儀袋に入れる祝い金をいくらにしたら良いのでしょうか。
良く偶数は割れるから別れると言ってマナー違反と思う人がいますが、ご祝儀の金額は偶数でも構わないそうです。奇数にこだわるのは、江戸時代の陰陽学から来ていると言われ、めでたいことは陽の数字を使ったので、陰の数字である奇数は使用しないようになっただけで、大きな意味はないそうです。
ただ4と言う数字は日本においては縁起の良い数ではないので、避けたほうが賢明です。 相手の嫌がることをしないのもマナーです。
夫婦で結婚式に出席する場合困るのが祝儀袋に書く名前ですね。昔は夫婦で結婚式に出席してもご主人の名前しか書かないことも多かったのですが、最近は夫婦連盟で祝儀袋に書くことが多いようです。
書き方としてご主人のフルネームを書いてその横に奥さんの名前のみを書きます。そして、中袋の表に金額を書き、裏に住所と氏名を書くようにします。
結婚式の場所まで祝儀袋を汚さずに運ぶため、ふくさ(袱紗)に包んでいくのですが、ふくさ(袱紗)がなければ、小さな風呂敷で柄がめでたいものやハンカチやスカーフでも上品な明るい柄のものでも構いません。 慶事と弔事では、包み方が違うので注意しましょう。
袱紗の包み方は、まずふくさを角を上下左右の菱形に広げて、真ん中よりやや左に祝儀袋を置きます。 不祝儀袋は、右に置きます。
左側の角を内側に折ります。不祝儀袋は反対に右側を折ります。 上の角、下の角の順に折、不祝儀袋は下の角、上の角の順に折ります。
最後に右の角を折り全体に被せて出来上がりです。不祝儀袋は最後に左の角を被せて出来上がりということになります。