日食の時間

日食が国内の陸地では46年ぶりにあるそうです。この日食が観測できるのは日本では鹿児島県の種子島から奄美大島にかけてと言う事です。

前回の日本で見ることの出来た日食は、北海道の東部で1963年に35秒間だったそうですが、今回の日食はトカラ列島の十島村で6分25秒ということですから今回の日食が注目されているわけですね。

例えば、今回の日食の時間は種子島で1分58秒、屋久島で3分59秒、トカラ列島の悪石島で6分25秒、奄美大島で3分46秒と言う事です。

日食を見に来る観光客は日食ハンターと言われ、みんなこの時とばかりに大挙して観光に訪れる事が予想されますが、基本的にこれらの島はこれだけ大勢の人の対応は出来ないようで成り行きが注目されています。

近畿日本ツーリスト 日食ツアー

では、どうすれば日食を見に行けるのかと言いますと今のところ正規の方法は近畿日本ツーリストに参加することでしょう。

しかし人数にかぎりがあるようで、日食ツアーの1次募集が1500人に対し約2.5倍の2056人という事ですから、なかなかの難関ですね。

2次募集も始まっていて締め切りまであまり日もないようです。

このような背景から、費用も40万円前後と海外旅行並みになり、だからといって豪華ホテルや送迎などは望むべくもなく相当の覚悟が要りそうです。

問題も多くありますが、一番の問題は天気でしょうね。こればかりはどうにもならないし曇りや雨なら台無しですし、季節柄、台風などが来てしまえば日食ツアーに行く事は出来ないし、現地でそうなれば帰ることもできなくなります。

自分も経験がありますが離島で台風が来て、飛行機も船も出なくて数日缶詰になり、幸い対馬でしたので何とか過ごせましたが、今回の一番混雑が予想されるトカラの日食ツアーだと、それこそ食料の不安もあると思います。

つまり、インフラが整備されていないと言う事ですね。電気やガス、水道も島民の数に対応する程度で、コンビはなく医療施設も多くなないそうです。

日食にあわせて一時的に供給量を増やすようにしたり、輸送も大型客船の確保で担うようですが、万全と言えるかどうかはわかりません。

されに、近畿日本ツーリストの日食ツアーを利用しないで、自力でプレジャーボートなどで来る人も多いと見られその分の飲料水や食料の問題も残されています。

いずれにしても外部から来る人たちのモラルが問われることともいます。

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