yokohama アイスガード トリプルは、今シーズン新しく発売される横浜タイヤのスタッドレスです。アイスガードシリーズと言えばブリザックとならんで人気のスタッドレスタイヤです。トリプルと言うだけあり3段構えでグリップします。
yokohama アイスガード トリプルは、シリーズとしては3世代目となるスタッドレスタイヤです。
スタッドレスタイヤに必要な様々な性能をハイレベルで実現するためにトレッドパターンの開発はもとより新開発した材質、ゴムを採用しています。
タイヤで一番重要ともいえるゴムを横浜タイヤは独自の吸水バルーンと言ってミクロ単位の大きさの空洞を十億単位で配置してこの空洞に氷上の水を吸わせる事で除水してグリップする方式を採用しています。
今回のアイスガードルは、この吸水バルーンを小型化して3倍に量を増やして、これに吸水ハニカムシリカをくわえ、更に従来から定評の吸水カーボン2の採用で、3段構えのトリプル吸水ゴムのスタッドレスタイヤとなっています。
その上、表面のサイプを3割増やしてこれらの効果で、社内テストでもアイスバーンの停止距離が7%短縮されたと報告されています。
タイヤパターンにも工夫がされ、表面の溝を約3割増やす事でアイスバーンなどでのグリップをアップさせると同時に乾燥路でもブロックが寄れないように重ねた立体構造を採用しています。
このように数多くのテクノロジーを投入していますので、アイスバーンからシャーベット状の雪道、ウエットや乾燥路まで幅広く対応できるスタッドレスと言えます。
従来モデルに対しての性能比較や評価でも、滑り出しが遅く、しかも急激でないためコントロールのしやすいものといえるようです。安定度があるということでしょうね。
サイズは、245/44R18 93Qから135/80R12 68Qと大きな車から軽自動車まで対応しています。アイスガード トリプルに限りませんがシーズンごとに作る本数は決まっているので、早期予約で確保して置けば安心です。