スタッドレスタイヤ 寿命

スタッドレスタイヤの寿命は気になりますよね。せっかく揃えたスタッドレスタイヤも寿命がすぐに来ては経済的とはいえません。耐久性を考えた場合、夏用と同じように磨耗による限界が来るものと経年劣化によりスタッドレスタイヤとしての性能に不安が出るものがあります。

磨耗によるものは、溝を見てもらうとわかるのですが、通常のスリップサインとは別にもう一つ、溝の中に盛り上がっているところがいくつかあると思います。これがプラットホームと呼ばれるもので、雪道での使用時のスリップサインとも言うべ見ものです。

とりあえず、ココまで減っていなければ雪道用としての使用が出来るというものです。 注意しなければいけないのは、当然溝は残っている方が性能は良いということです。

札幌など雪国の人と比較した場合ほとんどの人は、このプラットホームが出るまで走るには相当の年月が必要と思います。ですから寿命を考えた場合、重視するのいは経年劣化という事になると思います。

スタッドレスタイヤの性能比較をする場合でも、経年劣化が少ないと言うのは大きなポイントです。

経年劣化とは、紫外線や乾燥などで、材質のゴムが硬くなり弾力がなくなることで、硬くなれば機能が劣り、ひどいものはひび割れなどが起こってきます。最近の材質は経年劣化に強くできていているといいますが、メーカーなどでも本当に安全を考えるなら3年くらい、通常は5年くらいでの交換を勧めています。

この経年劣化による耐久性は、保管方法などでもかなり差が出るところですから耐用年数は一概には言えないし、使用目的によっても違ってきますね。自分も首都圏にいて、年に数回スキーに行くし通勤にも使用しているのですが5年目でもまだまだ山はある状態です。

寿命として買い換えるのは惜しい気もしますが、この辺は自己責任ということでしょうね。

購入時の価格にも関係して、例えばスキーやスノボなどしないし、車に乗るのは土日だけ、住んでいるのは東京で遠出はしない、でも万一雪が降ったらイヤなので、夏用タイヤは変えておきたい・・・

それなら、あくまで自己責任ですが、きちんとメンテナンスしておけば5年以上の使用もありと思います。

買い替えや新たな購入も、そんな人ならオートバックスやイエローハットあたりで性能比較より価格で比較して安売りしている前シーズンの格安タイヤでもいいわけです。反対に北海道・札幌などに住んでいたり、東京でも毎週ガンガンスキーやスノボに出かける人は、最新の方が安心なわけですね。

スタッドレスタイヤ 性能

スタッドレスタイヤの性能は、基本的には普段はいているものと変わりません。走る、曲がる、止まるができればよいわけです。しかし、これらが乾燥路から雪道、アイスバーンと言うように、より高い次元で要求されるわけですね。

見るとわかるのですが、ブロックも大きく雪に良く食い込むような感じです。ブロックの隙間が空いていて、いかにも効きそうな感じですね。しかし、性能を発揮しているのは、他にもいくつかあり、その一つがサイプです。

よーく接地面を見ると、細かいひび割れのような溝が出来ています。これがサイプと呼ばれるものでこの細かい溝のサイプにより、走行時にブロックが変形し凍結路や圧雪路で路面を引っ掻くようにしてグリップを得るので、 サイプは非常に重要な役割を持っています。

ちなみにサイプに細かい石ころがつまりますが、走行中に取れるので影響ないという人が多いです。あまり目立つ大きなものは取ったほうが良いとは思います。

もう一つ性能を維持するのに必要な事は、ゴムの弾力です。これも触るとわかるのですが、夏用に比べずいぶん柔らかいと思います。ご存知のようにゴムは気温が低くなると硬くなりますよね。

雪道で使用するのですから、ココで硬くなっては役に立たないので、柔らかく出来ているのです。まぁ、この辺が耐久性やドライ路面での性能との差にもなるので、各メーカーの技術の見せ所でもあるわけです。

スタッドレスタイヤ 保管

保管については、その方法により同じ時期に使用したものでも状態はかなり変わりますので耐久性にも影響すると思われます。基本は、紫外線と乾燥を避け平置きで、空気圧を1kくらいに減らしておくことです。

近頃は、購入したところで使用しない時期は格安で保管してくれるところもありますが自分で保管するには、この辺を注意しましょう。マンションの日の当たるベランダで野ざらし、なんてことは決してしてはいけません。

きれいに洗って、専用ワックス(粗悪品はNG)をかけ、空気圧を低くして平積みにしてカバーをかけておく、室内がベストですがその場合、ゴムの油が床に染み出る事がありますので下にビニールシートや新聞紙を敷くなどの工夫をしましょう。 スタッドレスタイヤの選び方は、トレッドのパターンやサイプの形状やゴムの劣化対策、価格も重要ですが各社のテクノロジーも見逃せません。

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