電子マネーの仕組みとは

電子マネーは専用の集積回路、ICが付いているカードや携帯電話にあらかじめチャージ(入金)しておき、使用場所で読み取り機にかざして決済が出来るようになっています。

電子マネー 種類

スイカやナナコ、ワオンにパスモにエディと5つが主流で、使用できるコンビニなどの場所も違っているので、目的に応じて作ることも必要でしょう。

スイカ
最大チャージは2万円、ファミマ、ジャスコ、ビッグカメラ、ニューデイズなどで使用可

ナナコ
最大チャージは2万9999円、セブンイレブン、イトーヨーカドー、デニーズなどで使用可

ワオン
最大チャージは2万円又は5万円、ジャスコ、サティ、マックスバリューなどイオン系が主体で21年から吉野家でも使用可の予定

パスモ
最大チャージは2万円、京急、小田急、京王など電鉄系列のスーパーなどで使用可

エディ
最大チャージは5万円、ローソン、ファミマ、マツキヨなどで使用可

このように、電子マネーの種類により使用できる店舗は変わりますし、メリットも違います。 基本的に同じ運営会社だとポイントなどメリットも多いので、自分の良く利用する店舗に関係のある電子マネーを作って使用するのが良いと思います。

電子マネー メリット

メリットは、現金不要の便利さと利用状況に応じてたまるポイントが、お金と同様に使用できるお得感にあるといえます。

決済にかかる時間は1秒以内で、財布からお金を出したりお釣りをもらってしまう必要もないという簡単で早いというのもメリットといえましょう。

イオンはスーパーでおなじみのジャスコの各店舗でセルフレジといって客が自分でレジをして精算する仕組みを作り、このメリットを生かすには電子カードのワオンの使用でさらに早く精算する事が出来るといっています。

有人のレジより便利とコチラを選ぶ人も多いというほどです。

NTTドコモのおサイフケータイなどは、足りない残高をクレジットカードから補充できるというのも便利な機能です。

さらに会社によってはカードを紛失して今っても残高を維持したままで再発行するサービスがあるのも大きなメリットといえましょう。現金ではこうはいかないですからね。

電子マネーのメリットといえばポイントを上げる人も多いでしょう。情報をICに容易に入れることが出来る利点を生かしポイントサービスをつけやすいのだそうです。

エディを運営するビットワレットでは、生命保険の資料請求でエディとして使用できるポイントを交換できるサイトを開いているそうです。

節約志向が強まりポイントを溜める事でお得に使用できる仕組みを持つ電子マネーが選ばれていると言う事でしょう。

電子マネーの問題点

セキュリティを心配している人もいるかと思いますが、例えばお尻のポケットに入れた財布の中の電子マネーのデータを読み取り、それで偽物を作って使用するということは不可能だそうです。

ただ、カード自体の盗難や紛失で使用された場合オートチャージ機能が付いているカードだと被害額が大きくなる可能性はあると思います。

その他の問題点として運営会社が倒産してしまうとカードの残高はどうなるのか心配する人も多いのですが、法律である程度は取り決められて(財務局に未利残高の50%以上を供託する義務)いますが、場合によっては未利用残高の全部が補償はされないという事ですから注意が必要です。

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