胃にやさしい生活

朝方の生活をすることが望ましく、夜型は胃に負担をかけてしまいます。 特に午後8時以降に食事を取る事は、胃を酷使する事になるのです。

胃の正常な動きは、昼に良く動き夜は休むようになっているからだそうです。 ですからもし夜に食べるなら、消化の良い食べ物を取る事が胃にやさしいといえるのでしょう。

ものを食べ胃の中に送り込むと、胃は激しく動いて食べ物と胃液を混ぜ合わせ溶かそうと働きます。 溶ける時間は。ものにより違うのですが数分から数時間かかります。

溶けた食べ物は腸へと送られるわけですが、そのスピードは個人差があり大食いの人と少食はこの速さが違うといわれています。

消化の良い食べ物とは、時間がかからず消化する率も高いものの事ですから、柔らかく火が通っていて、食物繊維が少ないものという事になるでしょう。

ご飯よりもお粥、硬ゆで卵よりも半熟卵、生野菜よりも煮野菜で、半熟の卵を入れたおじやなど胃にやさしく負担をかけない食べ物といえます。

食べ方もゆっくり良く噛んで、腹8分目が大切です。胃の大きさは成人の標準で1.2から2リットル位といいます。沢山食べると胃も長時間働かねばならず負担になりますが、朝何も食べずに昼食まで空腹でいるなど、空腹の時間が長いのも胃によくありません。

ストレスにより胃液が分泌されたときに胃に何もないと胃壁をいためることがあるからです。

胃の痛みの原因とアルコール

胃にやさしい暮らし方とは、胃に負担をかけないようにすることで、年末年始など宴席の多い時期は特に気をつけましょう。

年末や年始は忙しかったり飲み会が続き、ストレスや風邪などで胃が弱っている事が多いといいます。 そのようなときにこそアルコールの摂取には注意したいものです。

通常、食べ物を溶かして吸収するために塩酸や対タンパク質分解酵素からなる胃液を出してています。その一方で、自身が溶かされないように表面を粘液で覆っているわけです。

しかし、ストレスがたまったり喫煙や、一部の風邪薬の服用で粘液のでが悪くなっているときがあります。風邪薬の消炎鎮痛剤に使用される非ステロイド系の薬剤には、粘液の出を悪くするのもがありこのような状態のときに、アルコールの刺激を受けると急性の胃粘膜障害が起きて炎症や出血につながり痛みになることがあるのです。

ストレスや疲れを癒すアルコールは、「百薬の長」とも言われますが、適量という範囲は狭いそうで、胃を初めとする消化管のガンとアルコールの関係は多くの指摘があります。

アルコールの適量は、ほろ酔い加減と言われるアルコールの血中濃度が0.05から0.1%で、ビールなら中ビン1本か2本、ウイスキーならシングル3杯、日本酒なら1合から2合といって所でしょう。

更に飲酒時には刺激から守るため空腹時は避けて、胃に何か入れてから飲むようにしましょう。チーズなどのたんぱく質を含むものは、傷んだ胃の粘膜が入れ替わる事を促すのでおすすめです。

更に、アルコール度数が強い酒は、胃の傷みの原因にもなるので、適量だからそのままでといわずに少量でも必ず薄めて飲むようにしましょう。飲んだ翌朝に下痢を繰り返すようなら、飲み過ぎが原因で腸内の悪玉菌が増えているのかもしれません。少し酒量を控えるようにしたいものです。

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